[ORICON STYLE] 好きなCM曲、世代で好みがはっきり!

2005年10月07日
【オリコン・モニターリサーチ】のF1層(女性・20才~34才)、F2層(女性・35才~49才)にインターネット調査した『テレビCMタイアップ曲 好感度ランキング(総合編)』では、F1層、F2層にそれぞれ特徴的な動きがあり、これまでよりも各層の個性を色濃く感じられるデータとなった。
F1層に厚い支持を受けているのが大塚製薬『ポカリスエット』(F1層2位)と日清食品『カップヌードル』(同6位)のCM曲を歌っているMr. Children。同じ作品がF2層ではそれぞれ5位、10位圏外という結果を見れば、F1層からのその支持の高さが明らかだ。この結果の違いは、キリンビバレッジ『午後の紅茶』の松浦亜弥、ロッテ『ガーナチョコレート』のドリームズ・カム・トゥルー、アップルコンピュータ『iPod』で使われている洋楽系にも言えること。現在主流のJ-POPの流れを的確に抑えているのがF1層だと捉えることができるだろう。
一方、F2層から高い評価を集めているのがNTT東日本『フレッツ光』で歌われている「エイトマンのテーマ」。SMAPの人気もさることながら、コメントの多くが“懐かしさ”に言及したものとなっている。「エイトマン」ではなく、「マグマ大使」や「鉄人28号」など同時期にテレビ放映された他のヒーローものと混乱したものが多いのはご愛嬌だが、長きにわたってオンエアされている“懐メロ”が、この時期に至って、F2層のトップに立ったのは驚きだ。懐かしさという点では、JR東日本『Suica』に使用された荒井由実の「やさしさに包まれたなら」も同様。また、日産自動車『エルグランド』のジャーニーの歌声にもF2層から評価が集まっている。
(9月1日~5日まで、1都3県の20~34才(F1層)、35~49才(F2層)までの女性各世代各300人、計600人にインターネット調査したもの)
http://www.oricon.co.jp/entnews/p-et-tp0-051007-9002.html