ニュースの絶えない女のニュース　[サンケイスポーツ] あやや『子宮内膜症』告白無理せず活動

[サンケイスポーツ] あやや『子宮内膜症』告白無理せず活動

　歌手、松浦亜弥（２５）が３０日、子宮内膜症を患っていることを自身のブログで発表した。４年前に検査を受けて判明したといい、２００９年にはライブ活動の休止を宣言。デビュー１０周年を迎え、唯一のレギュラー番組だった日本テレビ系「メレンゲの気持ち」（土曜正午）を降板するタイミングで告白に踏み切り、「私が話すことで、少しでもたくさんの女性にこの病気を知ってほしい」と呼びかけた。

　デビューから１０年間。愛嬌たっぷりの“あややスマイル”を振りまいてきた松浦が、その裏で女性特有の悩みを抱えていた。

　ブログによると、自覚症状が出たのは４年前。「日常の生活の中で、度々お腹に痛みを感じるようになり医師に相談し、検査をしたところ『子宮内膜症』だという診断結果でした」と明かした。その後、体調を考慮しながら仕事を継続。０９年には所属事務所のスタッフと話し合いを重ねた末、「２～３年はライブをお休みします」と宣言していた。

　最近はテレビを中心に活動してきたが、０７年４月からレギュラー出演してきた「メレンゲ－」を９月２４日放送分で卒業することが決定。今月２９日に行われた最後の収録で、病気を初めて告白した。

　松浦は「たまにお腹に痛みを感じ、立てなくなることもあったんです」と振り返り、「体調のコントロールが難しくて、仕事の量を抑えてもらってきました。最近リズムをつかんできたところです」と吐露している。

　子宮内膜が子宮外で増殖することで痛みをともなう同疾患は、潜在患者が１００万～２００万人も存在するといわる。松浦は病気について調べた上、ブログで「病院に行かずほっておき悪化してからでは遅い、とも知りました」と報告。放置すると２０～７０％が不妊症になる可能性があり、「気になることがあるという人には迷わず少しでも早く病院に行く事を勧めたい」と呼びかけた。

　関係者によると、松浦は体調を崩した際に薬を服用する程度で、定期的な通院治療や外科治療は行っていないという。レギュラー番組はなくなるものの、ブログに「私にとってもファンの皆様にとっても大切な年。何もしないで終わるなんてできない！ね　なので、無理はしない範囲で活動は続けていきます」と決意を綴った。

　まだまだ、ヒット曲「Ｙｅａｈ！　めっちゃホリディ」のタイトル通りにはいかない。