[ニッカンスポーツ] あややリーダー豪華ユニットで缶コーラス

それぞれの所属レコード会社の垣根を越えた実力派スペシャルユニットの誕生だ。コーラスジャパンの6人は歌手という共通点以外、年代もジャンルも異なるメンバーだが、息はピッタリ。最年少の松浦を“リーダー”に仕立て、大先輩の中で「ド緊張です!」と恐縮するあややを和ませた。布施からは「EXILEのようにメンバーをどんどん増やしていこうかな」とのジョークも飛び出した。
CM曲「根の歌」は、覚えやすいメロディーが印象的な楽曲。保険会社のCM曲「アヒルのワルツ」「まねきねこダックの歌」を作詞作曲した横尾嘉信氏が手掛けた。「冬を越えて 花は咲く(中略)咲き誇る 花を見れば 土の下の 根を思え」という歌詞には「日本を支える人たちを応援したい」という思いが込められているという。鈴木は「花の見た目はキレイだけど根は見えない。見えないところで頑張っている人はいっぱいいる。6人のハーモニーでそういう人たちの背中を押したい」と歌の力を強調した。
音楽配信はすでに始まっており、中部地区では早々とUSENリクエストチャートの総合1位を獲得。盛り上がりを受けてCD化も決定した。13日にユニバーサルミュージックから500円というリーズナブルな価格で発売される。石川は「春になって、子どもたちが卒業式シーズンに歌ってくれたらいいですね。紅白(歌合戦)でも出場者全員で歌えたら」と曲の広がりを期待している。
布施も「いい曲だから国会で歌いたいね。あややに“菅”(直人)さんに電話してもらって。“缶”コーヒーだけに」とノリノリ。美しいハーモニーが停滞する日本を救うことになりそうだ。
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