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[毎日新聞] 特集:女性のための漢方セミナー 漢方ですてきな女性

 漢方との上手な付き合い方を知る「女性のための漢方セミナー」(毎日新聞社主催、厚生労働省・日本医師会・大阪府医師会・日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会後援、株式会社ツムラ協賛)が11月10日、大阪市西区の大阪厚生年金会館で開かれました。今回のテーマは「ドクターとめざそう♪ めっちゃナチュラルビューティー」。20~30代の働く女性に多い肌トラブルや女性特有の悩み。これらを解消して美しく輝き続けるために、漢方をどのように取り入れたらいいのでしょうか。基調講演とパネルディスカッションでは、一人一人に合った漢方の処方や具体的な症状の改善例などが紹介されました。(敬称略)

 ◆パネルディスカッション

 司会、キャスター・毛利聡子さん/歌手・松浦亜弥さん/トキコクリニック総院長・小村十樹子さん/川口レディースクリニック院長・川口惠子さん

 ◇体の中から輝いて
 毛利 毎日忙しい松浦亜弥さん。女性のあこがれの存在としていつも輝いていますが、体の不調や悩みはありませんか。

 松浦 14歳から仕事をしてきてずっと体や肌を気にしているので、年齢での変化を少しずつ感じ、ショックを受けています。

 毛利 本日のテーマは「ナチュラルビューティー」。なかでも、女性なら気になるのが素肌の美しさです。

 松浦 私も肌は敏感で、寝不足や環境の変化がすぐ出てしまうんです。

 毛利 応募時のアンケートでも肌荒れやくすみ、シミ、乾燥肌に悩んでいる方が多くいらっしゃいました。

 小村 目の周りやほおに赤みが出て本格的な肌荒れとなると、乳液やクリームでは治りません。このような時は熱を冷ます作用のある温清飲(うんせいいん)などがおすすめ。乾燥、しみ、くすみそれぞれに合う漢方があります。

 毛利 美しさを手に入れるためにも体内からキレイにすることが大切。他に多かった悩みは冷え性です。

 松浦 私もとっても冷え性です。夏場は室内で冷房が利いて、手足の先が冷たくて、でも体は暑いし。

 川口 基礎疾患のない体質的な冷えの場合、若い女性なら冷房や生野菜など冷たい食べ物、薄着、不規則な生活、卵巣機能の低下。もう少し年を取れば更年期、さらに年を取れば老年期で代謝の低下……。

 松浦 先生、女性は一生「冷え」から逃げられないと思うと、気分が重いんですけど……。(会場笑い)

 川口 そういう時は漢方薬を飲んで。

 松浦 良かったです。(笑い)

 川口 若い女性であれば当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)、お年寄りは真武湯(しんぶとう)や八味地黄丸(はちみじおうがん)など。胃腸が弱い方は真武湯や桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)など、ケース・バイ・ケースで使うのがいいと思います。

 毛利 冷えやむくみ以外にも、頭が重い、イライラする、疲れが取れない、不眠、肩こりなど、女性の悩みは尽きず、病院でもはっきり診断されないことが多いですね。

 川口 不定愁訴と呼ばれる症状です。こういう症状には漢方が合います。

 小村 個々の症状に西洋医学を使うと大量の薬になりますが、漢方なら一つや二つで済むのがいいです。

 川口 人の健康状態は、健康から病気までの中間が広いんです。西洋医学は「病気」とされる部分に焦点を合わせて原因の除去をする。東洋医学ははっきり病状が表れる前の状態から重病の状態まで網羅します。

 松浦 どう診断するんですか。

 川口 姿や顔色を見る「望診(ぼうしん)」、声の調子やにおいをみる「聞診(ぶんしん)」、患者さんの訴えを聞く「問診(もんしん)」、直接触れたり脈をはかる「切診(せっしん)」の「四診」で、五感を磨いて診断します。どんな体質でどこが悪いかをみることを「証をみる」といいます。簡単に言って、病気に対する抵抗反応が強い人を「実証」、弱いのが「虚証」、その中間が「中間証」です。

 毛利 松浦さんもチェックしていただいたんですね。

 松浦 「中間」でした。

 川口 極端にどちらかに偏っていない健康な状態ということです。少し胃腸が弱いようですが、ストレスもあまり感じていないようでしたね。

 小村 漢方では証により処方する薬が違います。

 松浦 証は変わらないのですか。

 川口 普段丈夫な人も大失恋して心がなえると虚証になって病気をしたり、一カ所が炎症を起こすと、全体は虚証でもその部分は実証となります。難しいんですね。

 毛利 四診で一人一人の体質やその時々の症状、背景を総合して診断して、まさにオーダーメードの医療ですね。松浦さん、漢方薬を飲んだことはありますか。

 松浦 半年くらい前から飲んでいます。苦いので敬遠していたのですが、1週間で平気になりました。

 毛利 サプリメントとは異なるんですね。

 小村 足りないものを補うサプリメントとは違い、漢方薬は症状に合わせて選び、治療のために飲む薬です。少ないとは言われても、副作用が全くないわけではありません。病院でドクターの診断を受けて、合うものを飲むことが大切です。

 松浦 長く飲み続けなければならないイメージもありますが。

 小村 風邪に効く葛根湯(かっこんとう)、胃の痛みを鎮める安中散、のどの痛みを抑える桔梗湯(ききょうとう)など、即効性のあるものもありますよ。

 毛利 最近は8割以上の医師が漢方薬を使っているというデータもあるそうですね。

 川口 大学に東洋医学の講座が増えたことも大きい。保険適用も進み、エキス剤で148種類が保険でカバーできるようになっています。

 毛利 お医者さんに行った時、自分から漢方薬をリクエストしてもいいんですね。

 松浦 身近に感じました。胸を張って周りの人たちにも薦めたいと思います。

<以下略>

http://mainichi.jp/life/health/news/20091210ddm010040147000c.html
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