[マイコミジャーナル] 弦アレンジによるオムニバスライブ『木枯らしのコンチェルト』 - 平原綾香、松浦亜弥、ジェロらがしっとりと
毎回しっとりと落ち着いた心温まる極上のライブステージを放送しているWOWOW『ライブW』では、11月30日に『木枯らしのコンチェルト』と題し、ライブW史上初の弦アレンジによる珠玉のライブコンサートを放送する。11月25日に東京国際ファーラムで行われた1夜限りのオムニバスライブに谷村新司、CHAGE、平原綾香、松浦亜弥、ジェロ、alanが出演。同ライブの模様をレポートする。
今回の『木枯らしのコンチェルト』は、弦アレンジによるオムニバス・ライブで、編曲および音楽監督を『風林火山』や『宿命』などで人気を獲得した千住明が担当。自身も同ライブにピアノで参加をしている。千住は「ストリングスアレンジは大変でしたが、『木枯らしのコンチェルト』と名前の通り、とてもこの季節にあったサウンドになっています」と冒頭で挨拶した。

弦アレンジで秋らしいしっとりとした歌声を披露するアーティストたち
[seperator]
<中略>
この日は、谷村新司の名曲を平原、alan、松浦亜弥が本人を目の前にして歌うというコーナーも行われ、平原は『朱音(あかね)』、alanは谷村とともに『いい日旅立ち』、22歳の松浦は『22歳』を歌い上げた。特にalanと谷村のコラボは、若き天才ギタリスト、谷本光のギター1本のみによるシンプルな伴奏で、alanと谷村の美しい歌声をさらに際立たせた。また、『朱音(あかね)』と『いい日旅立ち』の間に、谷本が『夏空蝶』を演奏。フラメンコ? カントリー? ブルースギター? そんなジャンル分けが陳腐に思えるほど素晴らしいギターサウンドで、演奏後は会場から惜しみない拍手が送られた。谷村の『22歳』を歌った松浦は、「今の年齢の私が歌える歌っていうのを中心に歌って行きたいなと思いながら、活動しています。そんな私の世代の女の子にわかってもらえる曲を…」と語って自身の曲『ひとり』を熱唱。こちらもストリングスのアンサンブルが、松浦の美しい歌声をより美しく聴かせてくれる。
松浦亜弥と谷村新司のコラボレーション
松浦はその後、WOWOWの『コラボ★ラボ~夢の音楽工房~』(毎週火曜 24:00~25:00)で共演しているchageと『ふたりの愛ランド』でコラボレーション。松浦からバトンを渡されたchageが、10年ぶりにソロとして今年9月にリリースした『Waltz』を披露し、ステージを後にした。そして、この日のメインパーソナリティーでもある谷村が最後を締めくくる。曲は『マカリイ』、そして名曲『昴~』。『マカリイ』は、12月10日に発売される谷村の50代最後のシングルナンバーで、公の場で歌うのが今回初めてとなる。『昴~』終了後、会場から惜しみない拍手が送られ、アンコール曲『サライ』を出演者全員が熱唱してコンサートを締めくくった。
全てのステージが終った後、千住が語ってくれた。「弦楽器って呼吸をするように皆さん聴いて頂ける。ここに出られた方は、楽器のように今日は歌って頂けたと思いますね」と。ストリングスは、本当に心を豊かにし、そして和ませてくれる。張り詰めた弦から弾かれる音色。時には激しく、切なく、優しくて美しい。今回は様々なジャンルのアーティストが出演したにもかかわらず、全篇ストリングスバージョンということで統一感があり、実に優雅で観る者の心に感動を与えた。それは、最後に観客から送られた拍手が物語っていた。

同オムニバスライブの模様は、11月30日(18:00~19:30)にWOWOWにて放送される
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/11/28/kogarashi/
今回の『木枯らしのコンチェルト』は、弦アレンジによるオムニバス・ライブで、編曲および音楽監督を『風林火山』や『宿命』などで人気を獲得した千住明が担当。自身も同ライブにピアノで参加をしている。千住は「ストリングスアレンジは大変でしたが、『木枯らしのコンチェルト』と名前の通り、とてもこの季節にあったサウンドになっています」と冒頭で挨拶した。

弦アレンジで秋らしいしっとりとした歌声を披露するアーティストたち
[seperator]
<中略>
この日は、谷村新司の名曲を平原、alan、松浦亜弥が本人を目の前にして歌うというコーナーも行われ、平原は『朱音(あかね)』、alanは谷村とともに『いい日旅立ち』、22歳の松浦は『22歳』を歌い上げた。特にalanと谷村のコラボは、若き天才ギタリスト、谷本光のギター1本のみによるシンプルな伴奏で、alanと谷村の美しい歌声をさらに際立たせた。また、『朱音(あかね)』と『いい日旅立ち』の間に、谷本が『夏空蝶』を演奏。フラメンコ? カントリー? ブルースギター? そんなジャンル分けが陳腐に思えるほど素晴らしいギターサウンドで、演奏後は会場から惜しみない拍手が送られた。谷村の『22歳』を歌った松浦は、「今の年齢の私が歌える歌っていうのを中心に歌って行きたいなと思いながら、活動しています。そんな私の世代の女の子にわかってもらえる曲を…」と語って自身の曲『ひとり』を熱唱。こちらもストリングスのアンサンブルが、松浦の美しい歌声をより美しく聴かせてくれる。
松浦亜弥と谷村新司のコラボレーション
松浦はその後、WOWOWの『コラボ★ラボ~夢の音楽工房~』(毎週火曜 24:00~25:00)で共演しているchageと『ふたりの愛ランド』でコラボレーション。松浦からバトンを渡されたchageが、10年ぶりにソロとして今年9月にリリースした『Waltz』を披露し、ステージを後にした。そして、この日のメインパーソナリティーでもある谷村が最後を締めくくる。曲は『マカリイ』、そして名曲『昴~』。『マカリイ』は、12月10日に発売される谷村の50代最後のシングルナンバーで、公の場で歌うのが今回初めてとなる。『昴~』終了後、会場から惜しみない拍手が送られ、アンコール曲『サライ』を出演者全員が熱唱してコンサートを締めくくった。
全てのステージが終った後、千住が語ってくれた。「弦楽器って呼吸をするように皆さん聴いて頂ける。ここに出られた方は、楽器のように今日は歌って頂けたと思いますね」と。ストリングスは、本当に心を豊かにし、そして和ませてくれる。張り詰めた弦から弾かれる音色。時には激しく、切なく、優しくて美しい。今回は様々なジャンルのアーティストが出演したにもかかわらず、全篇ストリングスバージョンということで統一感があり、実に優雅で観る者の心に感動を与えた。それは、最後に観客から送られた拍手が物語っていた。

同オムニバスライブの模様は、11月30日(18:00~19:30)にWOWOWにて放送される
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/11/28/kogarashi/