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[Benefit Station] 松浦亜弥 舞台「本気でオンリーユー」主演の意気込みをインタビュー



『駅』『元気を出して』など、誰もが一度は耳にしたことがある歌ばかり。そんな竹内まりやの楽曲だけで構成されたミュージカル『本気でオンリーユー』に主演する松浦亜弥さん。自身も母親とカラオケで歌うことがあるというが、彼女が感じる竹内ソングの魅力はどこにあるのだろう?

「言葉をきれいに整えすぎていないところですね。例えば『けんかをやめて』なんて、自分を取り合わないでっていう内容で、普通ならそんなこと、中々口にはできませんよね(笑)。でもそこをストレートに書いているからこそ、女性の共感を得るのだと思います」

 劇中で歌う際には、オリジナル曲の持ち味を大切にしたいと語る。
「もちろん役の心情は籠めますけど、きっと観客の方たちもそれぞれに、自分の思い出を曲に重ねながら聴くと思うので、その思い出は壊したくない。私自身、カバー曲を聴いて元の思い出と結びつかなくなってしまい、残念に思うことがあるので、原曲のイメージは守っていきたいと思っています」
 竹内まりやをして「抜群の表現力」と言わしめるのは、そんな聴く側の心を大事にする歌い手としての心構えから来ているのかもしれない。

 さて、本作で彼女が演じるのは27歳のOL・知可子。仕事で大きなプロジェクトを担当することになった一方で、別れた恋人が同僚と婚約してしまったり、新たに気になる男性が現れたりと、会社勤めをする女性が突き当たるさまざまな問題が描かれる。
「屋台でお酒を飲むシーンがあるんですけど、私、屋台で食事をした経験がないんですよ。毎朝同じ時間に起きて、通勤ラッシュもあって大変だろうと思う反面、生活の中にちょっとした楽しみがあったりするんだろうなと妄想が膨らみます(笑)。この作品を通して少しでもOLの生活を疑似体験したいですね。ラブストーリーは私もよく見ますけど、ぶっ飛んだ話よりも、恋人同士が手をつないで歩いているシーンなどを、“いいなあ…”ってほのぼのしながら見るのが好き。この作品でも、そんな気分になってもらえるよう、頑張ります」

 これまでにも美空ひばりの作詞曲をモチーフにした『草原の人』などでミュージカルを経験してきた。テレビとは違う舞台の魅力を尋ねると「演者の集中力が一つになる瞬間」だという。
「共演者の心臓の音が聞こえるんじゃないかと思うくらい集中する瞬間があって、映像とは違うナマモノなんだなと感じますね。よく、舞台から客席の反応が聞こえるって言いますけど、私の場合は聞こえないことが多い。それくらい役に入り込めた時が、一番いい時なんだと思います」

 その集中力ゆえか、作品の稽古や本番の期間、あまり共演者たちとは馴れ合わないという。「5分休憩があるとサーッと席を外してしまうので、よく人見知りだよねと言われます」と笑う。いつも愛嬌のある語り口からすると意外な気もするが…。
「あまり親しくなり過ぎちゃうと、役を通過してその人を見るようになってしまうのが嫌なんです。公演が終わって、やっと仲良くなるくらいが私にはちょうどいい。本当は場の流れに乗って、もっと柔軟にできればいいんでしょうけど、そういう意味ではオンとオフの切り替え下手で、きっちり分けずにいられないタイプです。でもそうやって仕事に一直線になれるのは、好きな仕事だということが大きいでしょうね。私たちの仕事は、お客さんの声がとっても分かりやすく聞こえてきます。それは時に怖くもあるけれど、頑張れば頑張っただけ評価もしてもらえる。そうやって常にムリして頑張ってるのが好きなんだと思います。無駄に時間を過ごしてない感じがいいです」

 仕事とプライベートはきっちりと分けて、仕事の間はとことん自分を追い込んでいく。そんな潔い姿勢は、会社員であっても、どんな職業であっても、一つの理想ではないだろうか。ちょっと“男気”すら感じさせるストイックさで、自らも「私の中にはオッサンが住んでいる」と評するが、そんな彼女だからこそ、休日は全くの別人になる。「友達に言わせると、しゃべり方もゆっくりになるし、物事を整然と考えられなくなるそうです。それくらいリラックスして友達と過ごすことが多いですね。あとはエステやネイルサロン、美容院に行ったりして自分に時間をかける。爪がきれいになっただけでテンションが上がるし、髪をきれいにしただけで全部がきれいになった気がする。単純ですけれど(笑)。でもそうやって自分をリセットすると、また明日からも頑張れる気がします」

 今年22歳。恋愛にも最も関心が高まる年齢だが、しっかりした彼女ならではの、ちょっと意外な悩みがあるという。
「長女なこともあって、人に甘えるのがすごく苦手。男の人にも“電球替えてほしいな”なんて可愛く言えなくて、何でも自分でやってしまうんです。でも自立してる女性って、同性からは好かれるけど、男性には好かれないじゃないですか(笑)。今回演じる知可子も私に近い性格なんですけど、知可子と一緒に少しは甘え上手になりたいですね。ただ私にとっては舞台は仕事場で、すごく男っぽくなっているので、そこでどれだけ女の部分を出せるのか。それが最大の課題かもしれません」

 舞台上で変貌する彼女の姿を楽しみにしたい。



松浦亜弥 プロフィール
1986年6月25日生まれ、兵庫県出身。01年『ドッキドキLOVEメール』でCDデビュー。『LOVE涙色』『桃色片想い』『Yeah! めっちゃホリディ』『渡良瀬橋』『気がつけばあなた』など数々のヒット曲を放ち、押しも押されぬトップアイドルとなる。舞台『草原の人』『リボンの騎士ザ・ミュージカル』『すけだち』や映画『青の炎』など、演技の分野でも活躍している。20枚目のシングル『きずな』が好評発売中!

http://www.benefit-one.co.jp/Benefit-one/BE-ONE/Official/index.htm
Benefit Webマガジン2008年秋号から
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