[ZAKZAK] ぴいぷるthis week 松浦亜弥 めっちゃ愛ドル(5/19)
まつうら・あや 1986年6月25日、兵庫県姫路市生まれ。2001年に「ドッキドキ!LOVEメール」で歌手デビュー。“あやや”の愛称で人気急上昇。代表曲は「♡桃色片想い♡」「Yeah!めっちゃホリディ」など。今月24日から「松浦亜弥コンサートツアー2008春『AYA The Witch』」が神奈川のハーモニーホール座間を皮切りにスタート。31日に大阪厚生年金会館、6月7、8日に中野サンプラザ、同25日に東京厚生年金会館など。今秋には、竹内まりやの歌でつづるミュージカル「本気でオンリーユー」(9月12日-10月5日、東京・渋谷PARCO劇場)に主演。
【サイボーグみたいな…】
まだ21歳。なのに、恐ろしいほど老成している。たとえば、こんな感じ。
「年を重ねるごとに、いろいろなことに気づくんです。自分のミスひとつで、どれだけの人に迷惑がかかるか、とか。それを知れば知るほど、自分が納得したうえでないと(行動)できなくなる。お仕事を決めたのが所属事務所だとしても、それは自分の仕事であり、自分が責任をとらなければいけないんです」
お人形さんのような顔立ち。言語明瞭で無駄のない早口。ちょっとサイボーグみたいだな、と思った。かつて年齢詐称疑惑が持ち上がったのも分かるような気がする。そういえば、ここ数年はアイドルっぽいキャッチーな曲より、しっとりしたバラード調の曲が多い。脱アイドル、なのか。
【正統派路線を継承】
「母の影響もあって、私にとってのアイドルといえば松田聖子さん。アイドルは歌がすごくうまい人、悲しい顔を見せない人、何でもできちゃう完璧な人というイメージがあるから、自分がアイドルと呼ばれるのはうれしいなと思いますよ。でも最近、アイドルの定義が変わってきている。幼稚っぽくなった? うーん、そうですね。私の中ではアイドルという言葉へのマイナスイメージはないんですけど…」
たぶん、いまのアイドルではなく、一昔、いや二昔以上前の正統派芸能人の路線を受け継ぐ子なのだろう。それを象徴するのが、歌のうまさ。故服部良一のトリビュートアルバムに「ラッパと娘」で参加した際には、日野皓正のトランペットに負けない歌声を披露、監修の服部克久、隆之親子をうならせた。
「ちっちゃいころから人前で歌うのが大好きで、歌は独学で覚えました。腹式呼吸もデビューしてから回を重ねるうちに自然と身に付いた。どうしたら声を気持ちよく出せるんだろうと探っていくうちに、自然とたどりついたんです」
所属するアイドル集団、ハロー!プロジェクトの他のメンバーは、みっちりボイストレーニングを積んでデビューしていく。だが、プロデューサーのつんく♂に「おまえの声はこのまんまにしておいた方がいい」とボイストレーニングは一切させてもらえなかったという。
「たとえばドリカムの(吉田)美和さん。あんなに太く声を伸ばすにはどうしたらいいんだろうと自分なりにやってみる。家でも、気がつくと鼻歌を歌っています。喉を休ませることがないのがいいのかもしれません」。顎関節症で歌えなくなった時はストレスで太ってしまったほどだ。
【結婚は30歳で…】
21日発売の20枚目のシングル「きずな」でも、伸びやかな美声を聞かせる。この曲は「大きな愛」がテーマ。これまでは背伸びして恋愛の曲を歌ったりもしていたが、今回は少し違う。「私が大人にならなきゃと思ったのはあなたを身ごもった時よ」。いまの彼女と同じ21歳で子を宿した母の言葉が曲のテーマと重なった。
「いまの私が母のように子育てできるかといえば、絶対無理。なので母のことはとても尊敬しています」
若いお母さんが自慢だった。だから自分も20歳で結婚する、と公言してきたが、いまは30歳が目標。
「でも、占いでは結婚が見えないと言われるんです。結婚してもマイナスにはならないだろうけど、あなたは一人で生きていける人だからねぇ、って」
http://www.zakzak.co.jp/people/20080520.html

まだ21歳。なのに、恐ろしいほど老成している。たとえば、こんな感じ。
「年を重ねるごとに、いろいろなことに気づくんです。自分のミスひとつで、どれだけの人に迷惑がかかるか、とか。それを知れば知るほど、自分が納得したうえでないと(行動)できなくなる。お仕事を決めたのが所属事務所だとしても、それは自分の仕事であり、自分が責任をとらなければいけないんです」
お人形さんのような顔立ち。言語明瞭で無駄のない早口。ちょっとサイボーグみたいだな、と思った。かつて年齢詐称疑惑が持ち上がったのも分かるような気がする。そういえば、ここ数年はアイドルっぽいキャッチーな曲より、しっとりしたバラード調の曲が多い。脱アイドル、なのか。
【正統派路線を継承】
「母の影響もあって、私にとってのアイドルといえば松田聖子さん。アイドルは歌がすごくうまい人、悲しい顔を見せない人、何でもできちゃう完璧な人というイメージがあるから、自分がアイドルと呼ばれるのはうれしいなと思いますよ。でも最近、アイドルの定義が変わってきている。幼稚っぽくなった? うーん、そうですね。私の中ではアイドルという言葉へのマイナスイメージはないんですけど…」
たぶん、いまのアイドルではなく、一昔、いや二昔以上前の正統派芸能人の路線を受け継ぐ子なのだろう。それを象徴するのが、歌のうまさ。故服部良一のトリビュートアルバムに「ラッパと娘」で参加した際には、日野皓正のトランペットに負けない歌声を披露、監修の服部克久、隆之親子をうならせた。
「ちっちゃいころから人前で歌うのが大好きで、歌は独学で覚えました。腹式呼吸もデビューしてから回を重ねるうちに自然と身に付いた。どうしたら声を気持ちよく出せるんだろうと探っていくうちに、自然とたどりついたんです」
所属するアイドル集団、ハロー!プロジェクトの他のメンバーは、みっちりボイストレーニングを積んでデビューしていく。だが、プロデューサーのつんく♂に「おまえの声はこのまんまにしておいた方がいい」とボイストレーニングは一切させてもらえなかったという。
「たとえばドリカムの(吉田)美和さん。あんなに太く声を伸ばすにはどうしたらいいんだろうと自分なりにやってみる。家でも、気がつくと鼻歌を歌っています。喉を休ませることがないのがいいのかもしれません」。顎関節症で歌えなくなった時はストレスで太ってしまったほどだ。
【結婚は30歳で…】
21日発売の20枚目のシングル「きずな」でも、伸びやかな美声を聞かせる。この曲は「大きな愛」がテーマ。これまでは背伸びして恋愛の曲を歌ったりもしていたが、今回は少し違う。「私が大人にならなきゃと思ったのはあなたを身ごもった時よ」。いまの彼女と同じ21歳で子を宿した母の言葉が曲のテーマと重なった。
「いまの私が母のように子育てできるかといえば、絶対無理。なので母のことはとても尊敬しています」
若いお母さんが自慢だった。だから自分も20歳で結婚する、と公言してきたが、いまは30歳が目標。
「でも、占いでは結婚が見えないと言われるんです。結婚してもマイナスにはならないだろうけど、あなたは一人で生きていける人だからねぇ、って」
http://www.zakzak.co.jp/people/20080520.html