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[毎日新聞] 第42回 松浦亜弥 「生まれてきたことに、ありがとう」

 歌手の松浦亜弥さん(21)が、20枚目のシングル「きずな」を21日に発表する。同曲は知的障害者によるスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス日本」の応援歌に決定し、3月に山形で開かれた「第4回冬季ナショナルゲーム」の開会式でお披露目された。「曲を通じて目に見えるものだけじゃなく、目に見えないものの大切さに気付いてくれたら」と願う松浦さんに聞いた。

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 「スペシャルオリンピックス」は、米国の故ケネディ大統領の妹ユニス・ケネディ・シュライバーさんが、自宅の庭で開いたデイ・キャンプが始まり。知的障害のある人にもスポーツを楽しんでもらおうと、1968年に「ジョセフ・P・ケネディJr財団」の支援で組織化され、いまでは世界180カ国、約250万人の競技者と70万人のボランティアが参加し、五輪同様4年に1度夏・冬季大会が開かれる歴史のある大会だ。

 「きずな」は来年2月の第9回冬季世界大会(米・アイダホ州)まで日本代表選手団の応援歌になる。3月に山形の大会でお披露目されたときは「♪ありがとう 生まれてきたこと」という歌詞に吸い寄せられるように、2000人の選手・スタッフがステージを包んだという。

 「これまでに味わったことのない空間でした。彼らと触れて、真っ白な心、純粋ってこういうものと痛感しました。真っ直ぐな目で見つめられて、必死になって私の口を追いかけて歌ってくれた。照明が当たってるのはこちらなのに、客席の方がまぶしかった。スタッフの方に『彼らはどんなことも、プラスにしか考えられないんですよ』と言われて。ハンディのある彼らの方が、わたしよりも強いのだなと、応援するつもりが、逆に感動をいただきました」。

 「きずな」は大会を運営するNPO法人「スペシャルオリンピックス日本」の名誉会長である細川護熙元首相の妻・佳代子さんが、親交の深い作詞家の湯川れい子さんにプロデュースを依頼。湯川さんは、05年の愛知万博公式閉幕歌「Friends・Love・Believing~ぬくもりをありがとう~」で共演した松浦さんが「応援歌を歌うのに適任」と声をかけた。タイトル通り、3人の“絆”が生んだ作品だ。

 「大きな愛に包まれた曲。言葉が持つ温度感を自分の声で伝えようと一語一語大切に歌いました。19歳から20歳になろうとしたころ、『20歳になるってどんな気持ち?』という内容の取材をたくさん受けたのですが、当時は18歳から19歳になるのと同じで、ただ一つ歳を取るだけという意識。大人になるということが正直分からなかったんです」。

 「そのころ母に『20歳になったときどうだった?』と尋ねたら、母は20歳で結婚して、21歳で私を生んでいるのですが『大人にならなくちゃいけないっていう意識を持ったのは、あなたを身ごもったとき。自分じゃなく、守らなくちゃいけないものができたときにそう思った』と言われた。すごく印象的で心に残っています」。

 松浦さんはいま21歳。「母が私を生んだ年にいま自分がいる。自分はまだ自分以外の人に時間を費やすということが想像出来ない。母は21歳で私を、22歳のときに妹を生んでいるのですが、すごいなと尊敬します」。

 松浦さんにとって“絆”は。「作るのはすごく大変。相手を知って、信頼して築いていくもの。パッと作れるものではない。時間が掛かるもの。でも壊れるときはちょっとした言葉の行き違いで崩れてしまう。なのですごく大事にしなくちゃいけないものと思う」。

 ドラマ、映画、バラエティーや歌番組の司会と幅広く活躍する松浦さん。9月には、作家の唯川恵さんの「キスよりもせつなく」を原作にしたミュージカル「竹内まりやソングミュージカル 本気でオンリーユー」で主演する。

 「全編まりやさんの曲を歌う舞台。まりやさんが好きで見に来られる方、私を通じて、まりやさんの曲に初めて触れる方、色んな方の心に届くようなステージを見せたい。まりやさんにも、ぜひ見に来て頂きたいですね」。

 今後は。「20歳になる前、松任谷由実さんに『作詞も挑戦した方がいいですか?』と相談したら『言葉は作ろうと思っても出てこない。詞を自分なりに表現するのもとても難しいこと。そういうことが出来ている間は、新しいことに飛び込まなくてもいい』と言われ『そっか』と心が楽になった。でも最近、頭で浮かんだことを文字にしてみたらどう感じるんだろうと興味がわいて、言葉を書き留めるようになりました。まだ浮かんだままの言葉なので恥ずかしいのですが。いつか自分が作った詞で歌えたらいいなと思っています」。

〈松浦亜弥 プロフィル〉

 まつうら・あや。86年6月25日、兵庫県生まれ。01年4月、シングル「ドッキドキ!LOVEメール」でデビュー。「Yeah! めっちゃホリディ」、「草原の人」などのヒット曲を持ち、これまでにソロ・ユニットとして「NHK紅白歌合戦」に6度出場。女優として映画やドラマ、バラエティ番組の司会、CMなど幅広く活躍している。

http://mainichi.jp/enta/music/graph/otodama/42/index.html
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