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1.コメント映像
2.PV「笑顔」(フル視聴)
松浦亜弥の新曲「笑顔」は、"希望を持って生きていこう"というメッセージがナチュラルに伝わってくるミディアムバラード。20代最初のシングルで、彼女はシンガーとしての表現力をはっきりと示している。
言葉に重みのある曲を歌いたい
――久しぶりのシングルですね。
【松浦】 1年7ヶ月ぶりですね。でも、そんなに時間が経っている感覚はないんですけど。GAMでシングル3枚、アルバム1枚リリースしたので。
――そうですね(笑)。「笑顔」を最初に聴いたときの印象は?
【松浦】 まず"笑顔"っていうタイトルが嬉しかったですね。自分のプロフィールに"好きな言葉/笑顔"って書いてるくらいだから。あとは、言葉に重みのある曲を歌いたいってずっと思っていたから、それが実現したことも良かったなって。
――メッセージ性のある曲が歌いたかった?
【松浦】 デビューしてしばらくは、言葉を大事にするというよりも、キャッチーなイメージが強かったと思うんですよ。「桃色片想い」とか「Yeah!めっちゃホリデイ」とか(笑)。それはそれですごく楽しかったし、松浦亜弥をたくさんの人に認識してもらうことになったから、良かったと思うんです。ただ、私がふだん聴いているのはkiroroさんだったりDREAMS COME TRUEさんだったり、メッセージ性のあるものが多いんですよね。で、いつかはそういう曲が歌えるようになりたいなって。
――「笑顔」には<生きてさえいれば 明日が来るから>というフレーズもあって。重みのある言葉ですよね、確かに。
【松浦】 そうですね。でも、聴いてる人が"重いな"って感じてしまうと、それは違うと思うんですよね。この曲、ニュース番組(ニュース専門チャンネル『日テレ NEWS24』)のイメージソングなんですけど、それも私のなかではすごく大きくて。ニュースを見てると、悪いことばっかり起きているような気になるじゃないですか。私と同世代の人たちの犯罪もすごく多いし。
――暗い気持ちになりますよね。
【松浦】 嫌なニュースを見て、暗い気持ちで1日を終わるのってどうなんだろう?って思うんですよ。せめて最後は希望みたいなものを感じてほしいなって。「笑顔」が流れたときに、少しでもみんながそういう気持ちになってくれたら嬉しいですね。
歌なら素直に表現できる
――カップリングの「あなたに逢えて」は人を愛することの切なさと喜びがストレートに伝わるミディアムチューンですね。
【松浦】 頭で考えていたり、気持ちのなかにあることでも、言葉に出して言うのは恥ずかしい、そういうことってあるじゃないですか。でも、歌のなかでだったら素直に表現できるというか、だから、この曲の言葉にはすぐに共感できましたね。心を許せる、あの人に向かって歌おうっていう・・・。仕事をしているときはすごい"S"だから、こういう一面ってなかなか出せないんですよ、私。
――(笑)。8月には舞台『すけだち』、そして秋にはツアーもありますね。
【松浦】 GAMのコンサートをやっているとき、アンケートに「これから松浦亜弥はどうなっちゃうの?」って書いてきてくれる人がすごく多かったんですよ。どうやら心配されていたみたいなんですけど、シングルもリリースするしライブもあるし、"大丈夫です!"って感じですね(笑)。
――「笑顔」は20代最初のシングルでもあるし。
【松浦】 年齢的にも大人に近づいているし、周りの見方も変わってくる。そういう意味でも、変わるならこのタイミングだなって思っています。この時期に「笑顔」みたいな曲を出せるのは、すごくいいことだと思いますね。
RELEACE
笑顔
松浦亜弥
2007/08/29[シングル]
\1,050(税込)
ZETIMA
EPCE-5495
PROFILE
1986年6月25日生まれ、兵庫県出身、B型。
2000年7月、『第4回モーニング娘。&平家みちよ妹分オーディション』に合格。
2000年10月、テレビ東京系ドラマ『少女日記』で役者デビュー。
2001年4月11日、シングル「ドッキドキ!LOVEメール」でCDデビュー。
2002年2月6日、シングル「桃色片想い」をリリース。2位を獲得。本人出演の資生堂『ティセラ』CMソングとして、大ヒット。
2006年2月1日、シングル「砂を噛むように・・・NAMIDA」をリリース。
2006年3月29日、DVD『「砂を噛むように・・・NAMIDA」~スタジオライブ~』をリリース。
2006年11月29日、アルバム『Naked Songs』をリリース。
2007年8月29日、シングル「笑顔」をリリース。
http://www.oricon.co.jp/music/interview/070822_03.html