[サンスポ]あやや、2度目の顎関節症で相模大野2公演をキャンセル

所属事務所によると、松浦は以前からこの病気を患い治療しており、この日朝から症状が悪化したため、主治医の指示に従った。本人は痛みをおしてまで会場へ出向き、開演直前まで出演する意向をスタッフに示していたが、ドクターストップがかかったという。
ただ、診断結果は長時間歌うことを禁じられただけで、会話などの日常生活には支障はない。松浦は中止決定を受けて帰宅し、安静に努めている。過去にも1度、この病気で公演をキャンセルしたことがある。
松浦は今月7日から名古屋公演を皮切りに、秋ツアー「進化ノ季節…」をスタートさせたばかりだった。相模大野公演は2都市目で、22、29日の東京厚生年金会館と11月5日の群馬県民会館の計6公演についても、見合わせるかどうかは未定。テレビの歌番組についても同様だ。相模大野公演の払い戻しについては、10日に公式HPで発表される。
また同日、都内で行われるTBS系主演ドラマ「命の奇跡」(15日放送、後2・0)の記者会見に出席予定で、病状について本人の口から語られることになりそうだ。
顎関節症といえば、松浦の所属事務所の先輩歌手、森高千里(37)が12年前に患い、1年半ステージを控えたことでも知られる。
■顎関節症(がくかんせつしょう)
あごの関節を中心として周囲に起こる障害の総称。20代の女性の10人に1人がかかるといわれる現代病で、長時間歌うなどしてあごを酷使すると口が開かなくなるほどの激痛が走る。原因としては(1)歯のかみ合わせの悪さ(2)食生活環境(3)ストレスなどの心因性-などがあげられる。重症だと、手術が必要になる場合もある。
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