[サンスポ] 観なかったら許さへんで!“スケバン刑事”があややで復活!

「スケバン刑事」は、人気漫画家、和田慎二氏の同名コミックが原作。美少女がセーラー服姿で赤いヨーヨー片手に見せる激しいアクションと、勇ましい啖呵が若い世代の共感を呼び、コミック累計発行部数が2000万部(全22巻)と大ヒット。ドラマも3作品の最高視聴率が20.8%と高視聴率をたたき出した。
「-コードネーム=麻宮サキ」は、ニューヨークから強制送還されたサキがイジメや爆弾テロ、ネット犯罪などが複雑に絡まった事件に挑む現代版。サキのライバルを美勇伝の石川梨華(21)が、イジメを受ける生徒を同三好絵梨香(21)と岡田唯(18)が演じる。
きっかけは映画を企画した東映ビデオの松田仁氏の熱烈ラブコールだった。松田氏が「意志が強く、アウトローぶりがぴったり」と松浦にほれ込み、数年前から映画を企画。松浦が多忙でなかなか実現できなかったが、一昨年に発売した同シリーズDVDボックスが、1話5000枚売れればヒットといわれる中、13万枚とバカ売れしたのを受け、昨年春に再度猛アタック。熱心な姿勢に心を打たれた松浦側が快諾、一気に企画が走り出した。
松浦はドラマでの主演はフジ系ドラマ「天使の歌声」(平成14年)などで経験済みだが、映画は「青の炎」(同15年)の出演以来2作目で、主演は今作が初めて。
抜擢された松浦は「大変うれしい」と大感激で、「アクションや格闘シーンは初挑戦でかなりドキドキしてますが、松浦らしく体当たりで頑張ります」と張り切っている。同作が監督3作目となる深作監督も「“ワイルドなあやや”がスクリーンに炸裂する姿を期待してください」と意気込んでいる。
製作の東映によると、当時は足首まであったサキの制服スカートは現代版で膝上丈になり、戦闘服も登場。ワイヤーアクションやCGもふんだんに使用される映像になるという。今月中旬クランクイン。今秋公開。
■ストーリー
聖泉学園に潜入した特命刑事が渋谷の雑踏で爆死した。イジメから爆弾作りまであらゆる情報が交換され、若者の間でひそかに流行っているアングラサイト「エノラゲイ」にアクセスした生徒たちを追及している矢先の出来事だった。サイト上では1週間前から不気味に時を刻むカウンターが…。同じ頃、ニューヨークから日本へ強制送還された少女Kが、警視庁の特務機関から“スケバン刑事・麻宮サキ”に任命された。サキはさっそく学園内に潜入するが…。
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